サヨクの嘘を暴け! 〜食品編〜
【不安商法】 恐怖の食品添加物 vol.7
「食品添加物を採ると子供がキレやすくなる」
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【問】でも、食品添加物を摂取すると集中力を失って、すぐにキレて過激な行動に走りやすくなるんでし
ょ。
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【答】では問う。
どのような実験を行って、どの程度の有意差が出たのか?
意外なことに、食品添加物に対して過剰な忌避反応をする人でも具体的な実験内容について知らな
い。
ネットで検索すると簡単に当該記事へHITした⇒「キレる」子供の増加、食品添加物が原因か=英国
の研究(http://jp.epochtimes.com/jp/2007/09/html/d46187.html)
この実験結果は、食品添加物否定論者が頻繁に引用するんだが、実験内容と結果を見る限り、厳に
「食品添加物の摂取が精神に悪影響を及ぼす」という結論に至るとは考え難い。
この実験において問題になるのは、
@ サンプル数が僅か300人で、かつ、たった一度しか行われていない。
A サンプルから実験前の段階で既にHLD症候群に類似した行動を取る幼児・児童を除外して
いる旨の記述が無い。
B 10%の差は、有意差と見るべきだろうが、有害性の立証とみなすには差が少なすぎる。
この実験が「まず結論ありき」として行われただろうことは容易に想像が付きます。
もしホントウに食品添加物の摂取に伴ってHLD様状の行動が誘発されるのであれば、アンチ食品添
加物論者ご一行様が追認するための実験を行わない通りがありません。
少なくとも他に同じ結論に達した実験が公表されていない以上、「同様の実験を行っても有意差を実
証するような結果は得られなかった」とみるべきでしょう。
なお、実験レベルではない学説もありますが、コッチの方は論拠が更に希薄。
食育のすすめ、キレる子供にしないために(http://www.pappy34.com/)より
「アメリカの著名なアレルギー専門医・ファインゴール博士の著書『なぜ、あなたの子供は暴れん坊で勉
強嫌いか』によると、『食品添加物のある食品を一切摂らないように』と指示をした患者に興味深い変
化が表われたというのです。
10日位から患者の精神状態は正常になり、人々とも和やかに接するようになったというのです。
ところが、食事療法をやめると、患者の精神状態がまた悪くなったのです。要するに、人工着色料や食
品添加物を避けた結果、原因がよくわからなかった精神的異常が改善されたということだったので
す。」
学生がこんな論法で結論を導いたら間違いなくその論文は「不可」で突っ返されますよ。
同じ食品で食品添加物のアリ/ナシで比較しなければ意味がありません。
食品添加物を取らない食事が、イコール栄養バランスの取れた食事であったのなら、その患者が悪
い精神状態にあった理由は栄養バランスの偏りであって、食品添加物の摂取ではありません。
よくこれで博士やってるよな。
ちょっと驚いた。
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